一般社団法人CSスペシャリスト検定協会(東京都)は、AI応対品質評価の普及が進む中、評価基準そのものが抱える「構造的欠落」に警鐘を鳴らし、厚生労働省「団体等検定」への申請過程で体系化した技能体系『技能ID』を核とする「品質マネジメントOS」を初公開します。技能IDは、職務工程としての対話の流れと、各場面で必要となる技能を掛け合わせ、応対から改善に必要な品質情報を構造的に抽出する仕組みです。
AIによる応対品質評価の導入が進む一方、現場では「評価が安定しない」「AIの判定理由が分からない」「評価結果を具体的な改善へつなげられない」といった課題が生じています。その背景には、評価者の経験や暗黙知、カリブレーションによる補完を前提としてきた従来型評価基準の限界があります。一つの評価結果に複数の原因が含まれる構造のままでは、採点をAIで自動化しても、品質マネジメントは進化しません。
技能IDが変えるのは、評価の目的や良し悪しの判断ではありません。変えるのは、評価から抽出する情報です。「何点だったか」に加えて、「なぜその結果になったのか」「どの技能を改善すべきか」を共通の単位で明らかにし、評価・教育・AI・KPI・VOCを一つにつなげます。本公開は、AI評価を導入・検討する企業、評価運用に悩む現場、さらにAI評価サービスを開発・提供する企業に対しても、「AI時代に必要な評価基準とは何か」を問い直し、次世代品質マネジメントへの転換点を提示するものです。
| 6つの限界 | このセミナーで実証 | 技能IDが変えること |
| ①評価者によって評価がばらつく | なぜカリブレーションが必要になるのかを実証 | 改善原因を構造的に特定できる |
| ②AI評価を導入しても改善につながらない | 評価基準が抱える構造的課題を実証 | 改善の打ち手が明確になる |
| ③KPIは見えるが改善策が分からない | KPIと品質情報の関係を実証 | KPI改善の原因が見える |
| ④VOCを集めても改善につながらない | 「企業が伝えた情報」と「顧客が本当に必要としていた情報」のギャップを実証 | 顧客が本当に必要としていた情報が分かる |
| ⑤AIを導入しても部分最適で終わる | 品質情報を共通化する仕組みを実証 | AI導入の効果を最大化できる |
| ⑥今の評価基準で、この先も本当に通用するのか分からない | 品質マネジメントOSの考え方を公開 | 評価・教育・KPI・VOC・AIを一つの品質情報でつなぐ |
技能IDは評価基準を置き換えるものではありません。評価基準から抽出する品質情報を構造化し、評価・教育・KPI・VOC・AIを一つにつなぐ「品質マネジメントOS」の共通言語です。
【Speaker】

法務省民事局「法務局窓口サービス改善アクションプラン」を担当し、法務局窓口サービスの構造改革を推進。行政サービスの「当たり前」を問い直し、サービスの仕組みそのものを見直す改革に携わる。
その後、コールセンターにおけるサービスレベルアグリーメント(SLA)の策定・運用をはじめ、民間企業の品質マネジメント改革や事業改革を数多く支援。現在は、厚生労働省「団体等検定」の設計過程で体系化した『技能ID』を開発し、職務工程と必要技能を構造化することで、評価・教育・AI・KPI・VOCを一つの言語でつなぐ「品質マネジメントOS」を提唱している。
行政改革、業務改革、AI活用を一つの構造として捉え、人とAIが協働する次世代品質マネジメントの実現に取り組む、構造改革の実務家。
【実証①】現存の評価基準は、本当に構造的に成立しているのか?
実際の応対音声を一般的な応対品質評価基準で採点し、評価項目だけでは改善原因を一つに特定できない現状を検証します。
【実証②】なぜカリブレーションが必要になるのか?
評価基準だけでは改善原因が確定せず、評価者の解釈による補完が必要になる構造を検証します
【実証③】この評価基準をAIへ学習させると何が起こるのか?
従来型評価基準をAIに適用した場合、AIが「点数」を判定できても、その点数を生じさせた原因を評価基準に基づいて一意に特定できない理由を、分かりやすく解説します。
【実証④】技能IDで分析すると何が変わるのか?
同じ応対を技能IDで分析し、「何点だったか」ではなく、「なぜその結果になったのか」「何を改善すべきか」を構造的に抽出する方法を公開します。
【実証⑤】品質情報が変わると、品質マネジメントはどう変わるのか?
評価・教育・AI・KPI・VOCを一つの品質情報でつなぐ、新しい品質マネジメントの考え方を紹介します。
【実証⑥】品質マネジメントOSの全貌を公開
技能IDを核とした「品質マネジメントOS」の全体像と、AI時代に求められる新しい品質マネジメントを公開します。
セミナー名
AI評価導入の前に問うべき「評価基準」の構造的欠落
― 厚生労働省「団体等検定」の設計過程から生まれた『技能ID』が示す、次世代品質マネジメントの全貌 ―
開催日
2026年8月5日(水)
開催時間
15:00~16:00
開催形式
オンライン開催
参加費
[無料]
対象者
本公開は、AI応対品質評価を導入・検討する企業だけでなく、AI評価サービスやAIオペレーターを開発する企業に対しても、**「AI時代に必要な評価基準とは何か」**を問い直す、新たな問題提起となります。
AI評価を導入するだけでは、品質マネジメントは進化しません。
必要なのは、人が採点しやすい評価項目をそのまま自動化することではなく、AIと人が共通して理解できる品質情報の構造を持つことです。
評価を変えるのではありません。
評価から抽出するものを変えるのです。
技能IDを核とする品質マネジメントOSが、AI時代の応対品質評価、教育、KPI、VOC、そしてAIオペレーターのあり方をどのように変えるのか。
その全貌を、8月5日に初公開します。


