― 公的基準(日本標準)を、正しく・丁寧に社会へ届けるために ―
当協会が運用する「顧客電話対応能力検定」は、
顧客対応に必要な技能を 社会共通の基準 として可視化するために設計され、
現在は厚生労働省の認定制度に基づく検定(最終申請手続き中)として位置づけられています。
これにより、検定で整理してきた職務分析・技能区分・評価観点は、特定の企業や団体の“独自基準”ではなく、社会に説明できる公的基準 として扱われる段階に入りました。
公的基準として整理された内容は、「誰が、どのように教えても同じになる」ものではありません。むしろ、公的基準だからこそ、伝える人・教える範囲・責任の所在 を明確にしておく必要があります。
そのため当協会では、公的基準(日本標準)を 正しく・同じ品質で 社会に広げていくための仕組みとして、認定講師ライセンス制度を設けました。
制度を“縛り”としてではなく、基準を守りながら広げるための支え として位置づけています。
この制度は、検定が公的な枠組みに入ったことを受け、基準を教育・講座・研修として社会に届けるための 実装フェーズ として始まりました。
検定を作っただけでは、基準は社会に根づきません。「伝える人」を育てることが、次の段階です。
公的基準(日本標準)プロジェクト
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├─ 基礎講座(理解)
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├─ 養成講座(実装・支援)
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└─ 認定講師ライセンス取得講座
├─ インストラクター(Level 1)…検定3級
├─ シニアインストラクター(Level 2)…検定2級
└─ マスターインストラクター(Level 3)…検定1級+養成支援
制度の階層は「上下」ではなく、
扱う範囲と責任の違い として整理しています。
🟢 Level 1 認定インストラクター(基礎)
位置づけ
基礎講座の内容を「正しく・同じ品質で」伝える役割。
指導範囲
求められる力
🟡 Level 2 シニアインストラクター(応用)
位置づけ
現場事例を使いながら、判断構造を説明できる役割。
指導範囲
求められる力
🔵 Level 3 マスターインストラクター(設計・育成)
位置づけ
教える人を育て、制度を支える役割。
指導範囲
求められる力
(1)基礎講座・養成講座で扱った内容を、「理解する立場」から「指導する立場」へ移行するための講座です。
講座の目的
主な内容(共通)
(2)レベル別の追加要件
| ライセンス | 追加要件 |
| Level 1 | 指定スライドでの模擬指導 |
| Level 2 | 事例解説・質疑対応 |
| Level 3 | 教育設計・評価設計の説明 |
この制度は、研修会社様の事業を制限するものではありません。
むしろ、公的基準を安心して扱える状態を整えるための制度です。
認定パートナー登録により、公的基準を用いた研修を、より安定した品質で提供いただけます。
制度は、個人の活動を縛るためではなく、基準を守りながら広げるための最低限のルール
として設計しています。
認定講師ライセンス制度は、“教える人を増やすための制度”ではありません。
厚生労働省認定検定としての信頼性・一貫性・社会的評価 を守りながら、
公的基準を社会に根づかせるための制度です。