CSスペシャリスト検定はCSを理論的に体系化し、CS理論とCS実践技術の習得度を測定できる日本で唯一の民間資格検定です。

03-6411-2184
平日10:00~17:00

認定講師ライセンス制度について

― 公的基準(日本標準)を、正しく・丁寧に社会へ届けるために ―

1.制度を始める背景

当協会が運用する「顧客電話対応能力検定」は、

顧客対応に必要な技能を 社会共通の基準 として可視化するために設計され、

現在は厚生労働省の認定制度に基づく検定(最終申請手続き中)として位置づけられています。

これにより、検定で整理してきた職務分析・技能区分・評価観点は、特定の企業や団体の“独自基準”ではなく、社会に説明できる公的基準 として扱われる段階に入りました。

 

2.なぜ「認定講師ライセンス制度」が必要なのか

公的基準として整理された内容は、「誰が、どのように教えても同じになる」ものではありません。むしろ、公的基準だからこそ、伝える人・教える範囲・責任の所在 を明確にしておく必要があります。

そのため当協会では、公的基準(日本標準)を 正しく・同じ品質で 社会に広げていくための仕組みとして、認定講師ライセンス制度を設けました。

制度を“縛り”としてではなく、基準を守りながら広げるための支え として位置づけています。

 

3.認定講師ライセンス制度の位置づけ

この制度は、検定が公的な枠組みに入ったことを受け、基準を教育・講座・研修として社会に届けるための 実装フェーズ として始まりました。

検定を作っただけでは、基準は社会に根づきません。「伝える人」を育てることが、次の段階です。

 

4.ライセンスの全体構造

公的基準(日本標準)プロジェクト

├─ 基礎講座(理解)

├─ 養成講座(実装・支援)

└─ 認定講師ライセンス取得講座

├─ インストラクター(Level 1)…検定3級

├─ シニアインストラクター(Level 2)…検定2級

└─ マスターインストラクター(Level 3)…検定1級+養成支援

制度の階層は「上下」ではなく、

扱う範囲と責任の違い として整理しています。

 

5.各インストラクターライセンスの定義

🟢 Level 1 認定インストラクター(基礎)

位置づけ

基礎講座の内容を「正しく・同じ品質で」伝える役割。

指導範囲

  • 公的基準プロジェクト 基礎講座
  • 顧客電話対応能力検定 3級対応内容

求められる力

  • 対話を運転する技術の理解
  • 定義・用語をブレずに説明できる
  • 指定教材・指定スライドを正確に扱える

 

🟡 Level 2 シニアインストラクター(応用)

位置づけ

現場事例を使いながら、判断構造を説明できる役割。

指導範囲

  • 基礎講座
  • 養成講座(基礎部分)
  • 検定2級対応内容

求められる力

  • 判断・説明・合意形成の構造化
  • 現場事例を基準に沿って解説できる
  • 学習者の理解度に応じた補足説明

 

🔵 Level 3 マスターインストラクター(設計・育成)

位置づけ

教える人を育て、制度を支える役割。

指導範囲

  • 全講座
  • 養成講座(実装・評価部分)
  • 検定1級対応内容
  • 認定講師候補者の育成・審査補助

求められる力

  • 職務分析・評価観点の深い理解
  • 教育設計・評価設計の説明
  • 公的基準としての一貫性保持

 

6.認定講師ライセンス取得講座

(1)基礎講座・養成講座で扱った内容を、「理解する立場」から「指導する立場」へ移行するための講座です。

講座の目的

  • 公的基準として整理された内容を、正確に伝えられるようにする
  • 教える範囲と責任を明確にする
  • 指導品質を社会的に担保する

主な内容(共通)

  • 公的基準(日本標準)の考え方
  • 対話を運転する技術の定義と構造
  • 用語・評価観点の統一理解
  • 教える際の禁止事項・留意点
  • 指定教材・指定表現の扱い方

 

(2)レベル別の追加要件

ライセンス 追加要件
Level 1 指定スライドでの模擬指導
Level 2 事例解説・質疑対応
Level 3 教育設計・評価設計の説明

 

 

7.研修会社様へのご説明

この制度は、研修会社様の事業を制限するものではありません。

むしろ、公的基準を安心して扱える状態を整えるための制度です。

  • 厚生労働省認定制度に基づく“公式な基準”を扱える
  • 品質事故が起きにくい
  • 企業への説明がしやすい
  • 将来的な更新制・再認定制にも対応しやすい

認定パートナー登録により、公的基準を用いた研修を、より安定した品質で提供いただけます。

8.ライセンスの性質

  • ライセンスは 個人に付与 されます
  • 企業・団体に帰属するものではありません
  • 対外的に「公的基準」「日本標準」として提供する場合は、ライセンス保持が必要です

制度は、個人の活動を縛るためではなく、基準を守りながら広げるための最低限のルール

として設計しています。

 

9.制度としての位置づけ

認定講師ライセンス制度は、“教える人を増やすための制度”ではありません。

厚生労働省認定検定としての信頼性・一貫性・社会的評価 を守りながら、

公的基準を社会に根づかせるための制度です。

 

認定講師ライセンス取得方法

 

認定講師を目指す皆様へ